
料理をしているとき、「アルミホイルってどっちが表だっけ?」と手が止まった経験、ありませんか?
私自身、これまで何度も「あれ?光ってる面が表?それとも内側?」と迷ってきました。
そして正直に言うと、何も考えずに使って失敗したこともあります…。
結論から言うと、裏表による性能差はほぼゼロなんです。
でも、見た目や食材との相性、火の通り方をちょっと意識するだけで、料理の仕上がりがかなり変わるんです。
今回は、私が実際に使ってみて気づいたことや失敗談を交えながら、アルミホイルの光沢面・マット面の違いとくっつき防止のコツをたっぷりご紹介します。
光沢面とマット面の違いとは? 🧐

まずは基本中の基本。
アルミホイルにはピカピカの光沢面と、落ち着いた質感のマット面があります。
昔は「光ってるほうが高級で、こっちを使ったほうが美味しくなる」なんて都市伝説みたいな話も耳にしましたが、真相はもっとシンプルです。
アルミホイルは、2枚重ねてローラーで圧延して作られます。
ローラーに接していた面は平らになって光沢が出て、アルミ同士が接していた面は微細な凹凸が残り、つや消し(マット)になるんです。
つまり、この違いは製造工程の副産物であって、特別な加工が施されているわけではありません。
| 面の種類 | 見た目 | できる理由 |
|---|---|---|
| 光沢面 | ピカピカ✨ | ローラー接触で平滑に |
| マット面 | つや消し | アルミ同士が接して微細な凹凸 |
ちなみに私、最初のころは「光ってる面は高温用、マット面は低温用」なんて勝手に思い込んでいました(/ω\)
でも、実際に両面を入れ替えて使っても、火の通りにほとんど差はなし。
思い込みって怖いです…。
性能差はほぼゼロ、でも… 🤔

性能差はない、と言いましたが、まったくのゼロではないんです。
例えば光沢面は光をよく反射し、マット面は少しだけ反射が弱い。
そのため、「光沢面を内側にすると熱がこもる」と言われることがありますが、私がオーブンで比較したところ、焼き上がりの差は本当にわずかでした。
ただし、この微細な凹凸がくっつきやすさに関わります。
マット面は少しザラッとしている分、魚の皮や餅などがくっつく確率がわずかに高いんです。
それでも「絶対くっつく」というほどではなく、光沢面でもチーズたっぷりの料理を焼けば普通にくっつきます。
食材がくっつく原因と防止ワザ 🍳

私が初めて大失敗したのは、チーズたっぷりのホイル焼き。
光沢面を使ったにもかかわらず、見事にチーズがベッタリ…。
剥がすときにアルミごと持ち上がってしまい、せっかくの料理がバラバラに。
この経験から、私は防止策の大切さを痛感しました。
おすすめの防止策
- 光沢面を使う:わずかにくっつきにくい
- ホイルをくしゃくしゃに:接触面が減ってくっつき防止
- 油を塗る:ほぼ確実に防止
- クッキングシートを重ねる:完全防止(洗い物も楽)
| 対策方法 | 効果 |
|---|---|
| 光沢面を使用 | わずかにくっつき防止 |
| くしゃくしゃ加工 | 接触面減少で防止 |
| 油を薄く塗る | ほぼ完全に防止 |
| シート併用 | 完全防止 |
個人的な感覚では、「くしゃくしゃ+油」が最強コンビです。
魚も餅もスルッと外れるので、見た目も崩れず、お皿への盛り付けがスムーズになります。
料理シーン別おすすめの使い分け 🍽️

ここからは、私がいろいろ試して分かった「料理別ベストな使い方」をご紹介します。
正直、裏表はお好みでOKなんですが、このちょっとした工夫が「おっ」と思わせる仕上がりにつながります。
包み焼き

ホイルを開いた瞬間の「わぁ!」という感動を演出したいなら光沢面を外側に。
見た目の輝きが料理をさらに美味しそうに見せてくれます。
私は鮭のホイル焼きでこれをやったとき、家族から「お店みたい」と言われました。
おにぎり

おにぎりは必ず冷ましてから包むのが鉄則。
温かいうちに包むと水分がこもり、せっかくのふっくら感が台無しになります。
光沢面を外側にして、ホイルを軽くクシャッとしてから包むと、お米がほとんどくっつきません。
餅

餅はとにかくくっつきやすい食材。
光沢面を上にして焼くだけでも少し改善しますが、油を薄く塗ればさらに安心。
お正月にこの方法を試したら、くっつかずに裏返せてストレスフリーでした。
ホイル焼き・落とし蓋

魚や野菜のホイル焼き、鍋の落とし蓋には光沢面を食材側に。
熱が反射して火の通りがよくなります。
特に時間がない平日の夕食で、この方法は重宝しています。
| 料理 | 面の向き | ポイント |
|---|---|---|
| 包み焼き | 光沢面外側 | 見た目が映える |
| おにぎり | 光沢面外側 | 冷ましてから包む&クシャ加工 |
| 餅 | 光沢面上 | 油でさらに防止 |
| ホイル焼き | 光沢面食材側 | 熱効率アップ |
まとめ 👍

アルミホイルの裏表はどちらを使ってもOK。
でも、料理の見た目やくっつき防止を考えると、ちょっとした工夫が差を生みます。
私のおすすめは、料理シーンに合わせた使い分け+防止策。
これを意識するだけで、仕上がりも気分もグッと上がります。
次にアルミホイルを手に取ったときは、「裏表どっち?」ではなく、「どう使えばもっと美味しそうに見えるかな?」と考えてみてください。
きっと料理がもっと楽しくなるはずです。